Surface RT (3)
できないこと、不満なところ
現時点で、個人的にこれができないと辛いと感じていることを。
ソフト周りです。Surface RT というか Windows RT のお話。
これまでのアプリがインストールできない、アプリストアの注意点
これは初めから分かっていたことなんです。
そのうえで書いておくと、
これまで Windows 7 以前に利用してきたいろんなソフトは、基本インストールできないと思っておいた方がいいです。
8から利用できる、アプリストアの中にあるものだけが可能です。
あと、注意したいのは、アプリストアにあれば無条件にOKかというと、それも違い、
”サポートされているプロセッサ” なる項目があって、x86, x64, ARM と。
もうわかりますよね。ARM 対応じゃないとダメです。
意外と ARM には対応していないアプリってあるんです。フルサイズの8で使っていたアプリが見つからないなぁと思ってたら、これが理由でした。
ということで、Webブラウザは、Firefox 使いたいですが現状は未対応です。
また、RT 標準のブラウザである Internet Explorer のアドオンに関して、新たに追加できないようですね。 例えば、Evernote のツールとか。
当然、日本語入力も MS 純正の IME だけ。
OS 標準機能として、ZIP 圧縮時にパスワードをかけられない
これをあえて書いた理由は、フルサイズの Windows 7/8 でも上記はできないんだけど(XPではできた)、
サードパーティのアプリをインストールすれば、このあたりは当たり前にできる。
けど、Windows RT は、先に書いたとおりこれまでのアプリが簡単にはインストールできないので、アプリストアになければ、できない。
結果、ストアにある WinZip というフリーのソフトでパスワードかけられます。
現状、英語のみです。他のソフトでもやれると思います。
ただ、今までのような感覚で(デスクトップのエクスプローラから右クリックみたいな)で簡単に暗号化はできないです。
# 追記。WinZip は有料のようですね。後日 Subscribe 求められます。
ビジネスでは必要だと思うんですよね、少なくとも日本では。
(それがガラパゴスなのかも)
テキストメールの送信ができない
Webメール等を使えば済む話なんですが、標準搭載されているメールのアプリでは、HTMLメールが基本で、設定の変更もできないようですね。サポートに確認してます。
これは、RT 固有ではなく、8での仕様のようですね。Outlook でやれってことかも。
(写真)
ドライブの暗号化(?)
これは、できないという裏は取れてません。できるかも。
ただ、ファイルのプロパティの暗号化属性「内容を暗号化してデータをセキュリティで保護する」のチェックボックスがグレイアウトしてて、暗号化できないです。
何か設定が必要なんだろうな。項目自体はあるみたいだし。
(写真)
ActiveX 非対応
利用できないみたいですね。
Flash コンテンツはだいたい大丈夫ですね。 Youtube 問題ないです。
(写真)
更新プログラムのオプションが選べない
何を言っているかというと、
自動更新以外が選択できない ので、モバイル環境であっても強制的に通信を初めて、
Windows Update してくれるようです。これは何とかして欲しい。
(写真)
不具合っぽいこと、気になること
バッテリードレイン(?)問題か?
スリープ中のバッテリー消耗が激しい時がある。
恐らく特定の環境下なんでしょうが条件がまだ明確じゃないです。
ただ、再現性がありますね。
ひどいときは、一晩で、100%⇒10%になってます。
ネットワーク接続が無かったり、Wi-Fi 電波が悪い状況で眠ると
すごい勢いでバッテリーがなくなっているような気がします。
なんちゃらコネクトの機能が悪さしている?
もしくは、更新プログラムの動きとか。
日本語配列のUSBキーボードの誤認識
別のエントリーでも記載したとおり、
日本語の配列の USB キーボードを接続した際、英語配列として認識する問題があります。
いろんな種類のキーボードを試しましたが全滅でした。
唯一、Touch Cover Keyboard の日本語版は大丈夫でした。はい、USBじゃないですね。
対処方法は、デバイスマネージャから該当のキーボードのドライバを手動更新します。
この時、コンピュータ内にあるドライバから、互換性のない、例えば、MS 純正の日本語ドライバを適当に選択して適用すると治ります、自己責任で。
(続く)