SnapLite
これ、発売当日(確か 2014/5/31)に入手しました。予約したのでオマケ付きでした。
Amazon 経由 ¥12,800円 なり。(ちなみに現在でも¥12,800円ですね)
写真
購入してから半年をむかえようとしているので、
そろそろいち利用者としてコメントしてみようかと。
利用頻度
まず、半年経過して、稼働状況はというと、利用頻度は非常に低いです。
月に一度あるかないか。(ライトとしてはもう少し頻度が高いかも)
この方、置き場所に困ります。
我が家では部屋の隅で電源ささずに待機中。
書斎に置くような机はなく(もちろん書斎なんてないですよ)、利用時は電源用のコンセントも必要なので、置き場所を選ぶかもしれません。
この条件を満たす環境ではまた違うかもしれません。立ち位置は重要ですからね。
不満と期待
何というか、発売前から過剰に期待してました。
手元には、ScanSnap S1300、総合プリンタ/スキャナ付、がありますが、電源入れて、取り込んで、ケーブルつないで、などの手間が面倒で、
どうしても iPhone の神アプリ「 Scanner Pro 」や「 FastEver Snap 」を起動して、写真をぱしゃり。これで事足ります。
S1300 なんて、ものすごい優等生なわけですが、
小回りが利かなくて(画像取り込みに必要なPCの起動、電源とUSBケーブリング)、起動頻度がどんどん下がってしまいまして・・・
ただ、スキャナアプリでの撮影では、次に羅列するような不満もあり、どうにかならないかぁと感じていました。
不満の前に、当時、SnapLite に期待していたことは、こんな感じ。
- 暗いところでもそこそこの撮影ができる
- 撮影時の安定した照明(フラッシュ、明るさのムラ)としての機能
- 写真が手ぶれせずに撮影できる
- 傾き補正やトリミングがしっかりできる
- サクッとスキャンできる(身軽に)
- 雑誌や漫画の取り込み(簡易 ScanSnap SV600 みたいな)
ってことで、もうスキャナはいらんでしょう。と。
ちなみに、iPhone + スキャナアプリ に対する不満は、上記の裏返しですが、
一番はじめにあげている、暗所での撮影時に、
iPhone のフラッシュ撮影では、限界を感じていて、どうしもムラができて、フラッシュの中心では、白トビして、肝心な文字や絵が読めない、などに悩まされていました。
写真
こんな残念な感じに。
スキャナの用途
最初に書くべきでしたが、個人的にスキャンする用途(要件)は、
- 書類(主にA4)の電子化
基本一枚ものなのでフラット。ただし、折り目がある場合も。その他、名刺、雑誌の切り抜き、など。
- 購入したモノの記録
例えば、新しいガジェット買った時に、購入記録として、購入したモノ(例えば iPhone 本体とか)、パッケージの箱や裏面の説明書き、保証書の取り込み、など。
上記がほとんど。
スキャンしたものは、Evernote にぶち込んでいます。
モノによっては解像度が必要ですが、記録的な要素が強いですね。ドキュメントは OCR できると幸せです。
結局どうなの?
前置きが長くなりましたが、
じゃあ、その期待に SnapLite くんは答えてくれたのか? ということなんですが、
冒頭でも少し書いた通り、あまり想像していたことにはなりませんでした。
このプロダクトは、ハードとソフト2つでひとつの存在。
ハードはシンプルで特に言うことはないのですが、
アプリ「SnapLite」に関して、これがイマイチと感じます。
現時点では以下にも書きましたが一部トラブルもありそうです。(すでに2回経験)
6月くらいの時期は、正直もう全然ダメでした。
撮影後の処理でフリーズしたり、クラッシュしたり、補正自体がイマイチで、
もう手動でやらせろやって感じでした。
撮影自体が安定しないので、スキャナアプリ「Scanner Pro」を使って撮影して、トリミング補正していました。
話がそれました。
<写真>
撮影した画像もこんな感じで、
暗所で撮影するとムラが・・・・・・・ムラが・・・
何のためのライトなんだか分からんっ
一番期待していた機能だっただけに残念な結果に。
ライトの光が届きにくい奥側の調整をしてくれると勝手に思い込んでいました。
現時点の版では、以外ときれいに撮影できますね。
あとは、補正もだめだめ。
トリミングもどうもうまくいかないことが結構ありますね。
現時点の評価は正しくできていないのでコメントなしで。
着実にソフトの完成度が上がっているってことですね。
さすがに手ぶれはしないので、A4文書なんかでは非常にありがたいです。
手で構えると手ぶれしちゃいますからね。
SV600的な機能はありませんね。連写もできません。
これはSV600買いましょう。
iPhone 6 & iOS 8
とりあえず、iPhone 6/iOS 8.1、iPhone 5s/iOS 7.X、iPhone 5c/iOS 8.1,7.X での動作は確認できました。( iOS 7系の細かなマイナーバージョンは忘れました)
iPhone 6 は本体が少し大きくなってますが、安定して撮影できました。
6 plus は試してませんが、厳しいかと。
現時点での結論
ということで、私のスキャナ用途においては、
こんな調子なので iPhone スキャナアプリでいいやって思ってしまうことが多く、
無意識に SnapLite を避けていることがあり、冒頭のような利用状況となってます、はい。
すぐに使えるよう手元にあればまた違うかもです。
プチトラブル。
しばらく使っていなかったせいなのか、
シャッター( iPhone セットしてリスを押す!)が切れない問題が iPhone 6 で発生しました。
リスを押してもウンとも反応しないのです。Bluetooth はつながっていそうな雰囲気。
ライトの電源ボタン(ライト本体側)はしっかり反応します。
アプリ経由のライト ON/OFF も問題なし。(撮影ボタンが存在しない)
アプリを再インストールしたり、iPhone のネットワーク設定を初期化したり、いろいろ試しましたが、ダメで、もしかして故障か? と。
もうサポートに問い合わせしようか考えていたところで、
とりあえず、正式にサポートしている iPhone 5c で動くか確認してみようと思って、撮影してみたら問題なく動作しました。う~ん。
ダメもとで、続けて iPhone 6 でも。なぜか動作した。
原因不明です。再現確認もしてません。知っている方がいれば教えてほしいです。
そもそも、公式サイトには iPhone 6 リストされていません。(2014/11/4 現在)
このプロダクト売れてないのか、やる気を感じないですね。
と書いていたまさに今アップデートきてますね。(2014/11/3 update)
勝手な妄想と次世代に対する期待
余計なお世話ですが、どうすれば彼が面白くなるのか。
正直、また買いますか、と問われると躊躇してしまいますね。
この LEDライト付き iPhone 台座に10000円は払えないです。(このとらえ方が根本的に間違っています、きっと)
どうすべきか、素人なりに少し考えてみました。
まず、大きな方向性として、
- スマホ台座としての意匠アップ
こちらがメイン、くらいの勢いで方向転換。
利用者の手元に常に置かれるような状況をつくるための方向ってことです。
iPhone の滞在時間をどれだけ増やせるのか考えて、
はい、ということで、なんの製品なのか分からなくなってきました。
Lite と表現しているくらいなので、
シンプルな機能や使い勝手、低価格を目指しているんですよね、きっと。
素人の戯言でした。
長くなりましたが
今回 Lite に書くつもりが、意外とボリュームがでてしまいました。
まとめると、この製品のことが好きってことです。
思い入れが思いのほか強いみたいです。
書いていて、もう少し運用方法を工夫してみたいと思いました。
彼を置ける素敵な机でも購入してみようなかぁ。
また気が向いたら、ゆるく書きます。